日本シリーズ終わる
大嫌いな読売が負けたので
まぁそれでいいんだけど
別にソフトバンクが好きなわけでもないし
リーグ戦で優勝しなかったチームが
日本一になることに違和感を覚えるのは
私だけではあるまい
前・後期制のプレーオフや
MLBのように
各リーグに3地区あり
優勝チームと第2位の中の最高勝率という
わかりやすく納得できるポストシーズンならいいが
クライマックスシリーズなどという
営業のための蛇足が挟まれることは
興ざめ以外の何物でもない
若い頃は、阪神タイガースの熱烈なファンだったが
子供の頃好きだった
遠井吾郎が亡くなってから
阪神ファンはやめた
江夏、田淵、藤田平、上田、古沢…
9連覇の巨人に立ち向かっては敗れる
その姿もまた応援の原動力になった
1985年の優勝の時には
日本シリーズこそ見られなかったが
甲子園最終の対読売戦に足を運び
吉田監督の胴上げを見ることができたのは
懐かしいことだ
しかし昨今の
FAや札束攻勢で選手をかき集める姿勢は
永遠に不潔な読売とダブって見えて
積極的に応援する気にはならなくなった
それよりもたぶん
アメリカに住んでいたときに
MLBを見るようになって
まぁ、あちらにもいろいろ問題は有るんだけど
選手のプレーのレベルの高さを感じ
さらには球場の雰囲気の楽しさを感じてしまうと
日本のプロ野球が急に面白くなくなってしまったのだ
特に自分は
ご贔屓チームの攻撃が終わると
あまり集中して野球を見ていなかったのだが
MLBでは守備で魅せてくれるシーンが多くあり
ずっと目を離せないと思うのだ
MLBのほうが面白いと思う理由はいくつも有るのだが
守備の技術については
間違いなくその理由の一つに数えられる
と、いいつつも
贔屓のドジャース(監督のデイヴ・ロバーツは
私がドジャースタジアムに通っていたときの
リードオフマンだ)が
今シーズンはまさかのワールドシリーズ出場を逃し
出場するワシントンとヒューストンのロースターを見ても
私が知っているのはカート・スズキ(3Aサクラメント時代から知っている)
だけになってしまい
決して熱心に追いかけているわけでもない
しかし、日本シリーズの結果よりも
初優勝を狙うワシントンと
2度目へのチャレンジになるヒューストンという
新興勢力の争いの方が
まだしも興味がそそられるのだ